5月31日。
The Sunset Marketは5周年を迎えました。
5年前の今日。
心臓の音が聞こえてしまいそうな位
ドキドキしながらスタートした瞬間を、今改めて思い出しています。
生まれたての赤ちゃんが5歳に。
中学生が成人に。
その日々は短いようでとても長く、
目線の高さも、知識も、心だって成長する5年という期間、
追いかけるファッションも
気持ちも、日々変化していく中
毎日欠かさず洋服と向き合い
ほぼ毎日写真を撮り、言葉を綴り続けた5年間。
・ ・ ・ ・ ・
実際に触れて頂けない分、何度もシャッターを切り
言葉で発信していくという日々は
時にとても平坦で、
皆様を飽きさせてしまったこともあるかもしれません。
もっともっと魅了することが出来るようなやり方も
きっとあったと思います。
それでもこのやり方を変えたくなかった・変えられなかったのは
ファッションを楽しむという事と同時に
物を売るということへの重みが、The Sunset Marketにとっては
きっと最重要視するべき点だからなのだと思います。
世の中には色々な種類の職業があって
楽しいことも、辛いことも、
涙が出るほど嬉しい出来事も、
隠れて泣いてしまうような出来事もたくさんあって、
それはもちろん、対価をもらえる、働きに出る、
ということだけでなく、家を守るという職業も同じで
色々な気持ちを越えた先に得たお金の使い道が
ファッションだった場合、
そして幸せなことにそこで遭遇して頂けたのが
The Sunset Marketだった場合、
頑張って良かった。と素直に思えたり
この洋服を着て、ここへ行こう。
あの人に会おう。というような、
心が満たされる状態に、出来る限り近付けるよう
皆様の元に、物を気持ちを、お届けしたいと思うのです。
だから写真と言葉。
それが、The Sunset Marketが追い求める理想に近づく
とても大切なツール。
時が経ち
セレクトするブランドが、色が変わっても
The Sunset Marketというオンラインショップが存在する限り
長過ぎる文章。
多すぎる写真。
(いつもすみません笑)
きっとこの2つは
変わらずに歩んで行くことを確信しています。
いつか皆様に直接お会い出来るその日まで…*
5年間、The Sunset Marketを応援してくださり
本当にありがとうございました。
これからも、ゆっくり変化するThe Sunset Marketを
どうぞ宜しくお願い致します。
小学生の頃、ランドセルの横に
次の日に着て行く洋服一式を揃えてから眠りに付くという習慣。
習字の日は、墨汁をこぼしても目立たないように
オールブラックコーディネートを考えていたあの頃。
キルト作りを職業とする母から教えてもらった
ハンドメイドの美しさと素晴らしさ。
友達にもらった手紙を大切に保管する癖や
カメラ好きの祖父に撮ってもらった大量の写真、
譲り受けたヴィンテージカメラの数々です。
・ ・ ・ ・ ・
飽きずに撮ってしまう平置き(Flat Lay)写真、
懲りずに同封してしまうメッセージカード、
正真正銘のハンドメイド作品を愛する気持ち、
気づくと増えているカメラ。
振り返れば振り返る程、不思議な程に今とリンクしていきます。
この5年間と皆様との出会いが
これからの未来にきっとリンクしてくれることを
楽しみにしています。
そして今年も最後に…
この大切な日にいつも最高の夕焼け色を形にしてくれる
「yadorigi」さんに心から感謝を。
今年は遂に!5年間は絶対にお願いしない!と決めていた
憧れの鹿角を使って頂きました。
色と雰囲気だけを伝えてここまで仕上げてくれる
唯一無二のお花屋さんです。
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