5月31日
The Sunset Marketは6周年を迎えました。
この6年間の年月の中でご縁を頂いた全ての皆様に
心より感謝申し上げます。
2012年のこの日。
これから始まることに対しての期待と緊張、
私なりのファッションへの情熱を胸にスタート地点に立った日。
たくさんの思い出と共に迎えられる今日が来るなんて
あの時は想像する余裕もありませんでした。
あれから6年。
毎年5月に入ると、
いつもとは少し違う感情の時間が流れます。
これまでのThe Sunset Marketを振り返り
答え合わせをするような一か月。
この6年間で、ファッションに対する価値観も好みも
少しずつ変化していきました。
過去の想いに留まりたい気持ち。
抜け出したい気持ち。
お店の色がどこにあるのか、見失いそうになる気持ち。
本当にたくさんの気持ちが溢れる中
いつもその想いと色を繋いでくれたのは
The Sunset Marketをご覧頂きご利用下さる皆様や
大好きなファッションと、それを手掛ける皆様でした。
緊張し続けていた5年間に
少しずつ穏やかな時間が流れ出した6年目。
積み重ねたことを守ろうとするあまり
目に見えない何かを恐れてしまうことは
心まで、可能性まで、小さくしてしまうことも学びました。
情熱と能力、そして勇気。
（すごい三拍子！）
どれが欠けていても
人の心の温度を上げたり、動かすことって難しい。
その努力を惜しまずに、
真っすぐな目でファッションと向き合い
優しい気持ちを忘れずに
そして、いつも心地良い温度で。
大切なものをお届け出来るお店でありたいです。
今日から7年目。
非現実な魅力が漂うファッション性の部分も
携わらせて頂いているブランドが持つ温かい想いも
私達の生活に欠かせない現実的な「衣」としての側面も
大切に共有させて頂き
想いを形に残していけるよう進んでいきます。
6年間たくさんの素敵な思い出を
本当にありがとうございました。
この場をお借りしてThe Sunset Marketに携わり
温かい手を差し伸べてくれる家族や友人にも、心からの感謝を。
今日から始まる新しい日々のどこかで
皆様の時間と交わらせて頂くことを楽しみにしています。
愛を込めて
The Sunset Market
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（今年も最後にあとがき）
時々「顔出し（笑）NGですか？」とお会いした方に聞かれることがあります（笑）
The Sunset Marketが始まった時、
お取扱いをさせて頂いているブランドの世界観を、大切に守っていきたいという強い拘りがありました。
たくさんの時間やセンスを注ぎこまれて完成する世界はとても美しく、
時が経っても変わらず眺めてしまうコレクションがある程です。
その素敵な世界をご紹介させて頂く中で、
お店が、私が、前へ前へと出るようなことはしたくありませんでした。
不思議なことに、一度顔を見てしまうと、急に顔にしか目がいかなくなったり
良くも悪くも、違う部分に意識が分散してしまうと感じることがあります。
お取扱をさせて頂いているブランドが作った世界観を大切に、
手掛けたモノ「そのもの」をご覧頂きたいという思いから始まった
顔を写さないボディのみの着用画像。
（私が、モデル級のルックスで、全てのブランドの広告塔になれるような容姿だったら別です笑）
オープンからずっと続けているこのスタイルですが
6年前とは比べ物にならない位自由な時代に変化している今。
いつかこっそり、登場してみようかなと思っています♡
そして…♡
今年ももちろん周年のお花は「Yadorigi」さんにお願いしました＊
形や雰囲気、想いのみをお伝えし作って頂いた「6」
数字のベースがThe Sunset Marketだとしたら
そこに咲くお花は、お店を通して出会うことが出来た皆様だなと。
眺めていて、泣けました。
人の心を動かすって、きっとこういうこと。
いつまでも憧れであり、尊敬するお花屋さんです。
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